未来へどんぶらこ Let's OKAYAMA SDGs
Lets' OKAYAMA SDGs

成通グループ

夢に向かって どんぶらこ

岡山の街から、
社会に貢献できることを。

成通グループは、事業を通じて夢あふれる楽しい未来づくりに貢献できると考えて、SDGsにまつわるさまざまな活動を行っています。企業理念である「快適創造」を旗印に、農業事業や岡山駅前再開発にも取り組み、社会に貢献できる事業にチャレンジしています。

スポーツや文化活動など
多様な“夢”を応援。

2004年に設立された公益財団法人マルセンスポーツ・文化振興財団では、ご活躍された方々を表彰したり活動に助成するなど、岡山県のスポーツや文化活動の発展に貢献しています。岡山の街で夢を追うみなさまを応援することが、私たちの存在意義だと考えています。

ABOUT COMPANY

1948年に岡山駅前で創業して以来、「快適創造」を企業理念にハリウッドチェーンを中核としたアミューズメント事業、不動産、ホテル、農業、IT関連、警備など多角的に事業を展開する。

成通グループ
SDGs INTERVIEW

「楽しい!」が原動力。
アミューズメント企業の強みを生かし、
地域のために、未来のためにできること。

「地元への恩返し」につながる多彩な活動に取り組むアミューズメント企業の成通グループ。SDGsの理念にも通じる事業展開と、現場で働く社員のみなさんの“地元愛”について伺いました。

育ててくれた地域への責任と恩返し。

—SDGsに取り組むようになった経緯を教えてください。

高橋さん:地元岡山のみなさんの支えがあってこそ、今の成通グループがあります。ですから、SDGsへの取り組みも地域への感謝と責任を主軸にしています。1948年の創業以来、当社が掲げてきた企業理念「快適創造」には、お客様や社員はもちろん、会社、そして地域や社会の「快適」や「満足」が含まれています。経済・社会・環境のバランスを重視するSDGsの理念と通じるのではないでしょうか。
私たちは、1977年から始めた児童養護施設「新天地育児院」の訪問などさまざまなCSR活動を継続してきました。2004年には「マルセンスポーツ・文化振興財団」を設立し、財団の支援を通じて地域の文化・スポーツ体験を応援しています。文化財保護にも注力し、2021年は県文化財に指定されている「清泰院」の管理や補修を支援しました。

安心と暮らしやすさを届けるために。

—グループ全体で多彩な活動をされていますね。

高橋さん:株式会社SEITSUファームは、安心・安全な食品を地元のみなさんに届けるために、農業・水産業に取り組んでいます。養鰻事業では日本清流100選に選ばれるほどきれいな吉井川の伏流水を使用し、薬品・化学飼料不使用での養殖にチャレンジしました。自信をもって安心でおいしい国産うなぎをお届けするために尽力しているんです。
その他にも、「形が悪い」「傷がある」などの理由で廃棄されてしまう地元農家の農産物を買い上げ、「SEITSUブランド」として流通させる試みも始めました。特にファーム事業では、土地の恩恵にあずかりながら、地域と共存共栄することを重視しています。

—他にはどのような取り組みがありますか?

高橋さん:店舗ではソーラーパネル設置やEV充電スタンド設置を進めています。また、災害対策として自治体と店舗で避難所協定を結んで、津波など災害時の一時避難所として立体駐車場を活用したり、店舗の景品を非常食として使用する仕組みをつくりました。店舗運営や商品づくりを通じて、地域の方の安心安全や暮らしやすさに寄与することを目指して、さまざまな活動を行っているんです。

SDGs経営で地域に愛される
1000年企業へ。

—社員のみなさんは、どのような思いで働き、地域と関わっているのでしょうか。

高橋さん:アミューズメント企業として、社員も「楽しく働ける」ことが最優先だと思っています。スタッフが楽しくなければ、お客様に楽しんでいただくことはできませんからね。そのために、一人の社員の意見でグループ全体の制度が見直されることもありますし、YouTube動画を制作するなど、一人ひとりが得意なことを生かして楽しんで働けるように工夫しています。

片山さん:入社してまず、成通グループが地域のためにさまざまな活動をしていることに驚きました。しかも自分が学生時代から関わってきた文化活動が活かせる職場でもあるんです。私自身は絵を描くことが好きで、学生時代に取得した学芸員資格も仕事で役立っています。何よりも生まれ育った岡山が大好きなので、胸を張って地元のために働けることがうれしいです。

岡本さん:私は店舗スタッフとして働いています。まだ入社数ヶ月ですが、お客様や地域の方と関わるなかで自らの成長を実感しています。小さなことですが、店舗周辺の清掃をしているときに、街の方から「ありがとう」と声をかけていただくと本当にうれしいです。地域のみなさんから「お店があってよかった」と思っていただけるように、自分ができることを模索しています。

柴田さん:「楽しく働くこと」に加えて「成長」が当社のキーワードです。私自身、みなさんが成長していく姿を見ることをうれしく思います。社員の「こうなりたい」という目標をサポートしながら、地域と共に成長していける環境だと自負しています。

高橋さん:近年は「お祭りに協賛してくれませんか」など、街の方から声をかけていただくことが増えました。今までの活動を認めていただけたのではないでしょうか。
私の夢の一つは、成通グループが長く愛される1000年企業になることなんです。そのためには自社の利益だけを追求するのではなく、地域とつながり、街のみなさんと共に成長していく必要があります。SDGsの理念にも合う経営は、その強力な推進力となると確信しています。

2022.9.8 インタビュー実施
Photos:進巧一 Words:菅原りさ

PROFILE

株式会社成通
執行役員

高橋美文さん

株式会社成通
総務人事部

柴田百恵さん

株式会社成通
秘書室

片山実奈さん

スーパーハリウッド
青江

岡本尭也さん

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